「ひので庵」から見えてくる商店街の現状

今日も理事長さんと「ひので庵」の利用についてちょっとだけお話ししました。

・基本、区の補助金にを受けているので商店街と区を優先なら利用OK。

・17時以降は利用不可。掃除・ごみ捨ての徹底。

ここら辺が最初の条件でした。今日お話しすると

「区からは結構利用希望が来るけど、あまりしょっちゅう受けても

そんなに料金を取るわけにもいかないし、取っても税法上めんどくさくなるんだよね。」

「くらふとBOXさんの運営が安定するなら使っていいよ。」

とのことですが、そこからいろいろ深読みしてしまいます。

理事長さん、10年以上(かな?)ずっと理事長で交代してくれる人がいない。

というか役員を後退してくれる人もいなくて80歳近い役員が

店舗をしながら商店街組合を運営している。他も似たり寄ったりで

商店街組合を解散するところも少なくないとのことです。

「ひので庵」も、多分活気づけたいけど区の利用との兼ね合いや

他の組合員さんの考えがわからなかったり、何より運営をしてくれる

次世代ができないから、そんなに利用が増えても掃除などの雑務や運営にかかる手間に困るのかも。

大田区は数多くの商店街が残っていて、区からも申請すれば出る助成金なども

あるようですが、高齢化と時代の波(スーパー・コンビニやネット利用)もあり

なかなか継続が難しくなっているようです。